1,CGI
CGI は、 Common Gateway Interface の略で、Home Page で様々なアクションを
実行させることができる仕組みです。JavaScript や ActiveX 等と大きく違うところは、
そのアクションを 「サーバー」 と 「クライアント」 のどちらで実行されるかで、
CGI は 「サーバー」 側で、また、その他は 「クライアント」 側で、実行させる仕組み
なのです。 「サーバー」 側とは、アップさせたホストコンピュータのことで、 「クライアント」
側とは、その Home Page を見る一人一人のパソコンのことです。
また、 CGI は、その仕組みを、色々な言語を使ったプログラムファイルとして、
「サーバー」 にアップさせて実行させます。代表的なプログラム言語としては、
「Perl」 (パール)があげられます。
一般的に、この CGI にアクションを起こさせる為には、HTML ファイルの中に、
「フォーム」(サブミットボタンなどの)のタグを書込んだり、SSI の コマンドを
書込む必要があります。
2,SSI
SSI は、Server Side Includeと言う仕組みで、HTMLファイルの中に SSI の
コマンドを書込むと 「サーバー」 側でそのコマンドが実行され、結果がブラウザに
出力されると言う仕組みです。
たとえば、アクセスカウンターなどは、 CGI にデータを渡すタイミングを、
HTML ファイルを ブラウザが読み込んだときに実行したい訳ですが、
「フォーム」 タグのサブミットボタンなどでは、アクセスのたびに 「クライアント」
側でボタンを押さなくてはなりません。しかし、この SSI の コマンドを HTML ファイル
に書込んでおけば、ブラウザが読み込んだときに、自動的にコマンドが実行され、CGI
を動かし、カウントアップしたカウンターを表示させることができるわけです。
残念なことに、この SSI は、全ての 「サーバー」 で使えるシステムではなく、
一部の 「サーバー」 では、制限されたり、使えなくなっていたりします。
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