テレビ朝日系 毎月曜20:00−20:54
1998年 1月5日〜3月16日 全10回

制作 テレビ朝日/MMJ
プロデューサー 黒田徹也 東城祐司
原作 鈴木由美子
脚本 岡田惠和
演出 今井和久 塚本連平ほか
音楽 寺嶋民哉
主題歌 「ハピネス」 歌/deeps
出演 榎本加奈子 岡田義徳 小嶺麗奈 希良梨 井澤健 草刈正雄 塚本高史 杉浦太陽 斎藤梨沙 実田江梨花 ほか

ということでしたが・・・・・・。

 まず、「全11回」って聞いてたんですけど・・・・・・。まぁ許しましょう。オリンピックがあったり、その前の時間(19:00〜)の番組の視聴率がふるわなかったりといろいろあったのでしょう。

 第1回放送は見逃したっ! ・・・・・・・・友人に競馬場へ連れて行かれてしまいました。物心付いてから初めて競馬場に行きました。中山金杯だそうです。買いませんでした。わからないし。ということで千葉から戻ってくるのに手間取り、家に着いたら21時でした。しかも家のビデオ壊れてるし。

 今クールのドラマでは最高! ・・・・・・・・でしょう。暗い話の多かった今クールの中で、ひときわ光を放っていたと思います。だって、聖者の行進は見るのつらいし、DAYSは音楽うるさすぎだし、愛しすぎなくて〜はすべったし、真昼の月はこわすぎだし、三姉妹〜はちょっと役者の力不足だし、まぁとにかく、今クールで音無可憐さんがナンバーワンドラマなのは間違いないでしょう。(視聴率は知らないけど)  あ、はみ刑事は半年ものだから別ね。

 仲良し17歳トリオ  ・・・・・・・・榎本加奈子姫、小嶺麗奈さん、希良梨さんは、役の上では高1と高3ですけど、実際にはみんな同じ歳。1980年生まれです。ちなみに、可憐と同級生役の斎藤梨沙さん、実田江梨花さんも80年生まれです。(実田さんは1月生れなので学年は違いますけど) これは現場はさぞかしやかましかったことでしょう。雰囲気良さそうでしたからねぇ。メイキングの番組とか見ても。

 演技じゃなくて素じゃないの?  ・・・・・・・・ってぐらい配役の妙でした。素っていうか、見る側の私たちが持っている「榎本加奈子のイメージ」「小嶺麗奈のイメージ」「岡田義徳のイメージ」を十分に生かした配役でした。

 もう普通の役はできない?  ・・・・・・・・・といえば当然、草刈正雄さんですね。この月8の枠の常連となってますが、いっつもちょっと壊れたお父さんの役で、ドラマを盛り上げてくださいます。今回は特に、「大人」の出演者が草刈さんだけと言えるほどのキャスティングで、きっと現場ではみんなのお父さん役だったのでしょう。

 イグアナは死なず? ・・・・・・・・・このドラマの配役を初めて聞いたとき、「イグアナ?」って思いました。榎本加奈子姫、小嶺麗奈さん、岡田義徳さん、井澤健さん、草刈正雄さん・・・。これにあと、菅野美穂さん、川島なお美さん、佐藤仁美さんがいれば、名作「イグアナの娘」の完成だなぁ・・・と思っていたらっっっっ!!!!!! まず5話6話に菅野さん、8話に川島さん、そして最終話に佐藤さんがゲスト出演っっ!!!おそるべしっっ!!!

 演出がまたいいのだ☆ ・・・・・・・・・演技がこてこてだからこそ、演出はひかえめがいいですよね。BGMもさりげなくかかってる感じで、うるさくなくてよかったです。最近、オールディーズなどの過去の名曲に頼った演出が鼻についただけに好感が持てました。「好きにならずにいられない」もオールディーズだって?まぁ、そう言えばそうなんですけどね(笑)