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特別編:介護日誌

1/28(木) お勉強開始
 今日は普通に出勤。だから介護はしていないんだけど、仕事の合間にインターネットを使って少し情報を集めてみた。「脳梗塞」という病気についての基礎知識を得たいという思いと、リハビリで完全復活した例などを報告している個人のページがあれば、それを持っていってあげたいと思ったから。

 後者の方はいい例が見つからなかったんだけど、闘病日誌的なものを公開している人は結構いた。前者の方はちょっとだけど有益な情報にめぐりあえた。「脳梗塞は脳の壊死」とか、「脳卒中と呼ばれるもののなかに、脳梗塞、脳血栓、脳出血、クモ膜下出血がある」ということとか、「クモ膜下出血は他の脳卒中に比べて、運動麻痺や感覚障害が起きにくい」とか、「医学の進歩により脳卒中で亡くなる人は少なくなってきているが、脳卒中+肺炎で亡くなる人が多い」とか...。

 この「脳卒中+肺炎」の話はドキッとしたけど、叔父ちゃんの場合はまだ倒れてからあまり時間が経っていないので、それほど体力が低下していないので、大丈夫でしょう。何年も寝たきりになっていた人が肺炎にかかっちゃうとかなりしんどいみたいだけど。

 一番重要だと感じたのは、病気の進行はおさまっても、“動かないこと”によっておきる問題が深刻であるということ。例えば、一週間動かさなかった場合、それを回復するためには52日かかるとのこと。それが二週間になると、単純に倍ではなく、121日、三週間におよぶと、なんと300日もかかる!

 叔父ちゃんは1/11に倒れたから、それから数えると既に17日、二週間半が経過している。左の手足と右足は毎日少しずつ、付き添いの者が動かしてあげているけど、気になったのは「首」。左半身がマヒしているためか、右方向に傾いており、これはもう手で押してもびくともしない程固まっていた。

 その体勢だと、私達と顔を合わせられないので、私はできるだけ真っすぐにしようと、固くなった首の左側をもみほぐしながらなるべくそっちに傾けるように手で押して、右側の頬の下にタオルを入れたりしていた。でも、もっと真面目にこれをやらにゃいかんのだ!と気づき、即病院に電話した。私の読んだ記事の内容を話して、もう大分固まってしまっているけど、また一週間そのままにしてしまうと、プラス100〜200日のリハビリを要すると思ったので、「毎日少しずつでも動かすように」とマナちゃんにアドバイスをしました。

 リハビリに関する資料を読んで、「回復の一週間は短い(一週間たってもそうそう回復しない)けど、衰退の一週間は長い(一週間でずいぶん衰える)」という風に感じ、いてもたってもいられない気持ちになり、リハビリ運動を漏れなくできるように、一覧表を作成して、甲府にファックスを入れました。

 会社の「介護休職」(1か月以上12か月以内の休職)の制度についても調べてみたんだけど、これは二等親までしか適用されないので、「叔父」(三親等)ではダメだと言うことがわかった。がから、とりあえずは、毎週1回のお手伝いで、出来る範囲のことをしよう。
 (1999/1/28)

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