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My Life Story PART3
Back in Japan - College Days(1985-1989)


1985年 夏の終わり 帰国後、友人もなく、母校もなく、自分が属する社会を全く持たない状態に苦しむ。アメリカに行った時と同じ、“異国に放り込まれるプレッシャー”を、今度は髪の黒い、同じ日本人の中で味わう。自律神経失調症になる。猫(ミッシェル)を飼い始める。
秋  ほんの短い期間だが、予備校(帰国子女コース)に通い始める。
仲間が出来、通う先が出来、精神的に少し安定する。
9時スタートの午前組で、慣れないラッシュにもみくちゃにされる。
一般受験生とケンカをするため、帰国子女組は隔離される。
受験生とは思えない、むちゃくちゃ楽しい日々が続く。しまいにゃ東大の院生だった先生にデートに誘われ、西武球場のサザンのコンサートに行く。
10〜11月  受験本番。慶応の筆記試験の日に高熱を出し、最後の30分に滑り込む。なんとか合格。(日本語が上手いと褒められた)
冬  帰国子女のための補習(高校の授業のおさらい)が始まるが、必修がないことをいいことに、全く受講しないことにする。赤坂プリンスホテルで8:30am〜6:00pmの常勤のバイトを始める。
1986年 3月 帰国子女仲間総勢22人で激安スキーツアーに参加。遭難しかかる。
彼氏がいたのに彼氏(ヒロ)ができる(いわゆるリレー)。
そして人生の中で一番気楽で自由だった数か月間が終わる。
4月 NY時代の友人の多くは早稲田に行ったが、私はひとりで慶応に進む。
4年間の大学生活の中で最も時間を割くことになるサークル(K.F.A.=Keio Fraternity Alpha)と出会い、彼と一緒に入部。サークル一色の1年間を過ごす。上下関係のゆるいサークルにいながら、それでもその理不尽さに耐えられないという壁にぶつかる。
1987年 2月 体育の授業の一環として“スケート合宿”に参加。(体育会スケート部にしつこく勧誘される)その足でサークルのスキー合宿に参加。合宿中に20歳になる。
4月 “先輩”になる。文学部なので、日吉を離れて三田のキャンパスに通い始める。
が、出没回数は日吉の方が多かったかも。たくさんの後輩を勧誘する。
5月 ミッシェルご懐妊。レイチェルとその姉妹が誕生。クロは後輩に引き取られる。
初夏 家事をまったくしない兄貴に腹を立て、この年になっての家出
1か月後、一旦家に戻ると、猫のノミが大発生していた...。
8月 両親が帰国。家事の心配がなくなったので家に戻るが、久しぶりの同居生活に戸惑いを覚える。
11月 1年と7か月つきあった彼とちょっとしたことで別れてしまう。
サークルを辞める、辞めないでゴタゴタする。
12月 2年生にして、スキー合宿で上級班(通称、かっ飛び班)の班長を務める。
年末 お歳暮のバイトで知り合ったトラックの運ちゃんに恋をする。
この頃、お金がなくて食事ができず、1か月で7キロ痩せる
1988年 年越し 日本海で海に沈む1987年最後の日没をみて、戻ってきて1988年の初日の出を見る」という企画を決行。しかし、雪に阻まれて、苗場で断念。茨城の海岸で、初日の出だけは拝む。
2月 21歳になる。彼とのつきあいを親に反対され、再び家出。3か月間姿をくらます。
真美の家に転がり込んでからは彼とあまり会わなくなる。
5月 真美とその彼に説得され、家に戻る。
ドミノピザのドライバーとして、バイトを始める。
初夏 彼の浮気。その結果、子供ができて結婚する、という衝撃的事実を知る。何もかもが嫌になる。 何も考えず、バイクで走り回る毎日が続く。
バイト先で親しくしていた社員が近くの別店舗に異動になったので、それについていく。
12月 出入りのバイク屋からHONDA SPADAを買う交渉をしていたところだったが、バイト先で色々とトラブルがあり、辞めることに。その結果、バイクも諦める。
1989年 1月 昭和天皇ご崩御。その1週間後、平成に入ってから祖父が94歳で亡くなる。
期末試験が受けられず、単位の取りこぼしが続出。
初夏 ぼちぼち就職活動を始める。が、心はほとんど決まっていた。
7月 受験したところは東京海上、電通、リクルートのわずか3社。いろいろ事情があって、親ともめるが、自分の意志を押し通して、リクルートに決める。考えさせられることの多い夏だった。
8月 就職活動の件で滅入っている時に、なぜかゼミの後輩にチューリップの解散コンサートに誘われ、これがきっかけで付き合うことに。(初めての年下の彼氏!)
「俺が店長になったら呼び戻してやる」と言っていたドミノの社員の人からお声がかかったので、再びドミノピザで働きだす。
ゼミの卒論に追われて苦しい日々を送る。
1990年 3月 卒業旅行代わりにNewYorkへ里帰り。数年ぶりで会った幼なじみの千恵と遊びまくり、連日朝帰り。
そして、卒業。卒業を機に、年下の彼とは別れる。

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