Windows95,NT4の IME起動キーの変更方法
何が悲しくて、[Alt]+[半角/全角]なんて、押しにくいキー操作をせねばならないのだ? と、私のように頻繁にON/OFFを切替える人なら、誰でも思うはず。ここではそう言う方のために、IME起動のキーを変更する方法を説明します。
ちなみにここで述べる方法は、AT互換機106型キーボードを例にしています。 なお、この作業はレジストリの書換えを行いますので事前バックアップを取るなり、自信がないなら諦めるなり、各自で判断してください。
まずREGEDITを起動し、
\HKEY_CURRENT_USER\Control panel\input method\hot keys\00000030\virtual key
にカーソルをあわせます。
すると、データの所に「19 00 00 00」と書かれていると思います。
この値がどのキーを押すと、IMEが起動するかを示しています。
つまりこれを変更することで、自分の好きなキー操作で、IMEが起動できます。
次に今のvirtual keyで右クリックを押して、「変更」を選ぶと、 値が変更できる状態になるので、例えば「1C 00 00 00」と入力します。 これで[変換]キーになります。
以上です。あとは再起動すると、ほら、あなたのお望みのキーで起動するでしょ?
(この方法は、プレピュー版で発見し、その後製品版でも有効なことを確認しています。また、この前までスペルミスがあったので、以前試して駄目だった人は、もう一度挑戦してみてください。)
NT4の場合、変更すべきvirtual keyそのものがありません。 それどころか\00000030\キーすらありません。でも心配無用。無いのなら作っちゃいましょう!
\HKEY_CURRENT_USER\Control panel\input method\hot keys
にカーソルをあわせます。 ここで右クリックして、[新規作成][キー]として、名前を「00000030」とします。
次に今作った\00000030にカーソルをあわせて右クリックをし、 [新規作成][バイナリ]を選び名前を[virtual key]とします。
これで設定値を入れる器が出来たので、あとはWin95の場合と同じように設定します。
ちなみにキーコードなんて言われても、「どのキーがどのキーコードか解らない」という人は、ここに有る「キーコード表示」を使うことで簡単に調べることが出来ます。