GNU Wget for win32 の導入

  1. はじめに
  2. GNU Wget for win32 のダウンロード
  3. インストールと初期設定
  4. 巡回ツールとして使う

はじめに

ちまたに web 自動巡回ソフトはあふれていますが、 ほとんどがシェアウェアですね。私が知っている限りでは、 Nocturne というソフトが唯一のフリーソフトですね。 ただ、Nocturne は、なんと html ブラウザを動かして ファイルを取得するので、実行速度が遅いのが問題点です。

例によってフリーソフト好きの私は、 GNU Wget for win32 という、フリーのツールを試してみました。

GNU Wget for win32 のダウンロード

[Wget 1.4.5s for Win32 / 971225/ 233KB]
にあります。ここからダウンロードして下さい。

インストールと初期設定

インストーラはついてないので、適当なフォルダでファイルを展開しましょう。 私の場合は、

環境変数の設定
C:\AUTOEXEC.BAT を編集します。前もって、 バックアップファイルを作成した方が安全かもしれません。 そういう場合は、MS-DOS プロンプトを起動して、

copy C:\AUTOEXEC.BAT C:AUTOEXEC.OLD.BAT
などとしておけば大丈夫です。

Wget が使用する環境変数や、設定ファイル .wgetrc については、 wgetjman.txt の 718 行目以降が参考になるでしょう。

私の .wgetrc の内容はこちら
私の場合には、変更箇所は 3 点です。
プロクシサーバを使わない人は、メールアドレスの入力だけで大丈夫です。

  1. 62 行目のメールアドレスの部分
  2. 84 行目のプロクシサーバ (proxy server) のアドレス
  3. 87 行目の use_proxy = on の前の # を削除してプロクシを有効にする

ショートカットを、
C:\WINDOWS\スタートメニュー\プログラム
の中に作成しました。

  1. エクスプローラかマイコンピュータで、
    C:\WINDOWS\スタートメニュー\プログラム
    フォルダを開く。
  2. 右クリックして、新規作成(W) - ショートカット(S) を選択
  3. コマンドラインに、以下の文字を入力
    D:\com\wget.exe -W E:\home\yasuhide\wget -i E:\home\yasuhide\wget\getfile.txt -o E:\home\yasuhide\wget\wget.log
    

巡回ツールとして使う

kzsnsk@anet.ne.jp,
updated on October 28, 1998